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Posted by TI-DA at

2011年11月09日

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Blogを移動しました。

ぷれーとるーむ弐号室

石垣島のことも掲載していますが、基本は両生類・爬虫類・昆虫達なので、苦手な方はご遠慮ください。

川平湾探検隊!はいつでも行っておりますので、エコツアーに参加されたい方はHPよりご連絡ください。
  


Posted by 川平湾探検隊 at 06:59Comments(0)

2010年08月12日

水位。

台風も過ぎ去り、暑さの戻ってきた石垣島です。


強い日射しは何だかひさしぶりな気がしますが、やっぱり暑いですね。


ラジオで潮位が高いと言っていたので見に行ってみると、確かに凄く高い。


メヒルギの花も水没してます。


二歳くらいの若いマングローブは完全に水没してますね。


ヤエヤマヒルギの呼吸根まで水の中。

う〜ん、高いなぁ。

明日までは高いらしい。

私にはあまり関係ないけど、海岸近くに住んでる人は注意が必要かもしれないですね。



  


Posted by 川平湾探検隊 at 16:08Comments(0)自然観察

2010年08月06日

偽者。

再び雨降りになりました石垣島です。

暑さはほとんど感じず、とても涼しいです。

仕事にはなりませんが…。


雨が降り続けば生き物達も身をひそめてしまいますが、多少の雨ならば活性化する生き物もいます。

湿度が上がり蚊がたくさん飛びかう森の中。


朽ち木の下にひそむものがいます。

ゴロリと朽ち木を動かしてみると…。


いました、タイワンサソリモドキです。

その名の通りサソリではありません、サソリモドキの仲間です。

稀に石垣島にはサソリが3種いると説明しているガイドがいるみたいですが、それはサソリモドキが入っているので間違いですね。

ヤエヤマとマダラはサソリの仲間、サソリモドキはサソリモドキの仲間なのでサソリは2種ですね。


見た目が人によってはかなり不快な姿ですが、探さねばあまり遭遇する生き物ではありません。

お尻には針ではなく細い管がついていて、危険を感じるとそこから酢酸に近い液体を噴射します。

この液体は遠くからならくさいだけですが、目に入ったりすれば失明の危険もあります。

あまりツンツンしない方が良いでしょう。

さて、最近はペットの多様化からサソリモドキなども飼育する方がいます。

私も好きなので悪いとは絶対言いませんが、思うことはあります。

少し前の山のガイドをした時です、登山道の側の石がほとんど裏返しにしてありました。

探している場所からサソリモドキがターゲットだと思います。

これはとても問題のある行為です、何が問題かわかりますか?

サソリモドキを採取だけではなく環境を壊しています、これをすると石の上に生きている地衣類や苔類からそこに住む微細な生き物から生活スペースを奪います。

さらに今まで石の下で湿った環境だった場所が乾燥にさらされてしまいます。

採取してすぐに販売するような輩は問題外ですが、趣味で飼育採取する人もせめて環境だけは守る努力はするべきだと思いますね。

転がした石は元に戻す、朽ち木はできるだけ壊さない。

これだけで未来につながる事があるもんですよ。



  


Posted by 川平湾探検隊 at 12:18Comments(4)節足動物

2010年08月05日

夏休み昆虫展。

おひさしぶりです、最近のてぃーだブログは昼休みにつながらなくて困ります。

さて、今週までの開催ですが夏休みらしいイベントの紹介です。

石垣島にあるバンナ公園の南口で夏休み昆虫展が行われています。


夏といえばのクワガタムシの標本から…。


もちろんカブトムシもあります。

カッコいいです。


きれいな外国産の蝶から石垣島の蝶まで。


そしてナナフシなどの不思議な生き物の標本もあります。

もちろん…。


生きてる昆虫もいますよ(特別な許可を得てさわらしてもらいました。)。

ヘラクレスはやっぱり男の子の憧れです。


残りあと少しの開催ですが、石垣島ではこういうイベントはなかなかないのでありがたいですね。

ぜひ遊びに行ってみてくださいね。



  


Posted by 川平湾探検隊 at 16:05Comments(2)昆虫

2010年07月22日

あぶない。

待ちに待った雨が降り、潤いを取り戻した石垣島です。

何となく涼しさを感じます。



さて、昨晩の事です。

晩飯を食べ終わり、窓を閉めようと私の部屋に入った時の事です。


水槽の中に何かいます。


ホオグロヤモリだな。

でも、何か変です。


どうやら交尾中のようですね。

夏場は彼らの繁殖期、これからは盛んに観察できる行動です。


沖縄では普通に見られるヤモリ、嫌われていたり愛されていたり立場はいろいろだけど家の中でヤモリの繁殖行動が観察できるのも楽しいかな。

もうじきお腹に卵を持つのも観察できるでしょう。




でもさ…、気をつけてね。




そこは…。






私のかわいいバーニィ君のお家だから。

食べられないでね。



  


Posted by 川平湾探検隊 at 15:33Comments(4)爬虫類

2010年07月13日

思う事。

皆様、おひさしぶりです。

また滞り申し訳ないです、この時期は本当に忙しいです。

あぁ、もう一人私が欲しい…。


暑い日が続いております、塩分補給と水分補給をお忘れなく。

さて、最近は生き物観察の暇はちょっと無いので小耳にはさんだお話でも…。

石垣島では天然記念物のアサヒナキマダラセセリの密猟が問題になり、最近では逮捕者も出るほどです。

私自信は蝶の採取にこれっぽっちも興味がないですが、仕事で使うのででかい捕虫網は持っています。

先日こんな話を聞きました。

野底で夜間にライトトラップをしていたら、警察が来て職務質問をされアサヒナキマダラセセリを採取していないか疑われたそうです。

この話を聞いても思いましたが、私が言いたい事はつまり「やりすぎ」という事です。

ここで反論されるのであれば、悪い事をしている可能性があれば当然という考えでしょう。

しかし、自分自身の趣味のために蝶の採取は禁止されていません。

はたして職務質問をされるような事なんでしょうか?

そして無知、野底にはまずアサヒナキマダラセセリはいないしまして夜間は活動しません。

取り締まる側もきちんと勉強をせねばならないと思います。

私は蝶が好きな方ともお付き合いがありますので、皆様から石垣島は蝶屋憧れの地である事もよく聞かされています。

やっとの想いでやってきた石垣島で大好きな蝶を採取していたら職務質問なんて私なら不愉快に思います。

確かに天然記念物を採取したり他人の土地に入りこんだりとマナーの悪いマニアは存在しますが、全員が全員ではありません。

最近の流れは何か間違っている気がしてならないのです。

新聞の報道ではアサヒナキマダラセセリの密猟数は何百頭にもなると書かれていましたが、これは推測だと思います。

算出しようがないですからね、生息数も極限まで減少しているような書き方でしたがそれほど減っている状況ではないみたいです。

むしろそれほど減っているならば、サッサと於茂登山頂は立ち入り禁止にすべきです。

私におかしく見えるのは、やっている事がただの弾圧に見えるからなんでしょう。

最近の風潮はただの蝶屋いじめ。

私ならばヤシガニを並べている飲み屋を攻撃します。

きっとアサヒナキマダラセセリよりも日本での絶滅が近いのはヤシガニだからです。

蝶を採るのがダメならばヤシガニも魚もクワガタも全て取り締まられるべきですね。

極論だと生き物採取を石垣島内では禁止にするとかね。

もちろん子供達も昆虫採集ができなくなります。

そういうレベルになると思います。

ボランティアの見回りをつけるのもよろし、違法者を捕まえるのもよろし。

ただアサヒナキマダラセセリを保護するつもりなら要領悪すぎですな。

まぁ、私の考えに賛同する方は少数派なんでしょうがこんな考えの人間もおりますよって感じで気軽に見ておいてくださいな。

あ、そうそう今度暇をみつけて網持ってお散歩に行こうと思います。

場所は於茂登岳がいいかな〜。


  


Posted by 川平湾探検隊 at 13:24Comments(6)

2010年06月29日

チョロチョロ。

今日は朝からスコールがありました石垣島、現在は蒸し暑いです。


最近になって職場の農場を歩いていると、足元をチョロチョロと青い小さなものが走ります。

捕まえてみました。


イシガキトカゲの赤ちゃんです。

まさに生まれたてのおチビちゃん、最近孵化したばかりでしょう。

スキンク好き好きな私にはたまりません、かわいすぎです。

幼体の時のイシガキトカゲは身体には金色に見える縦縞が入り、しっぽはメタリックな青色に輝きます。

とても美しいですが、成体になると縞は無くなりしっぽの青色もくすんでしまいます。

その代わりに♂は茶色のたくましい身体になります、♀は比較的幼体時の体色が残りますが幼体時よりは美しくありません。

イシガキトカゲの子供達が現れ始めると、いよいよ夏だなぁと感じます。

石垣島のひっそりとした風物詩です。


  


Posted by 川平湾探検隊 at 11:59Comments(2)爬虫類

2010年06月25日

女はこわい。

昨日は凄い雨でしたね。

今日はカラリとはいえませんが、晴れています。

娘の入院という初体験で今週前半はかなりバタバタでしたが、無事に退院もできて健康の大切さを噛み締めております。

さて…。


私の職場の駐車場のすみに数日前から大きなクモの巣ができています。

大好きなオオジョロウグモの巣です。

オオジョロウグモとは、バードイーター(鳥喰い)を観察された事もある巨大なクモです。



まだそれほど大きくはないこのクモに私はクモ子と名前をつけてかわいがっています。

たまにバッタをあげてみたりします。

今日もあげたところ、すぐにクモ子がバッタに噛み付きました。

何度も何度も噛み付くとバッタは動かなくなります。

この間クモ子はバッタに夢中です。

すると巣の隅から小さな赤いクモがクモ子に駆け寄りました。

クモ子は全く気がつかず、その赤いクモはお腹に乗っかりました。


この赤い小さなクモはオオジョロウグモの♂です。

巨大な♀に交尾に挑むのも命懸けですね。

彼はこれからこっそり交尾に挑戦です、頑張れ男の子!


胸の辺りは金色の毛がはえており美しいです。

クモ子は美人さんでしょう。


バッタの動きが完全に止まると強靭な糸でぐるぐる巻きにしていきます。

オオジョロウグモの糸は大変強く、人間でも引っ掛かると抵抗を感じるほどです。


バッタはこのような状態になりました。

クモ子はとりあえず手をつける気はなさそうです、お腹が減っていなかったのでしょうか。

オオジョロウグモも何かのきっかけで巣をどんどん移動します。

いつかクモ子もどこかに行ってしまうでしょう。

それまでは観察をさせてもらう事にします。

  


Posted by 川平湾探検隊 at 12:20Comments(2)節足動物

2010年06月19日

梅雨明け。

梅雨明けしました沖縄地方は、いよいよ夏本番です。

しかし、石垣島は雲が多くてパッとしない天気が多いです。


職場の農場を見回りしているとこんなものが散らばっていました。

タバコの焦げた空き箱と吸い殻、そして壊れたライターです。

何をしようとして誰がしたのかはわかりませんが、人の職場で夜中に何してるんでしょうか。

自分の家ですればいいのにな。


話がそれましたが、先日のガイド中にお客様がおもしろい生き物をみつけてくださいました。


その生き物は潮溜りを歩いており、陸上にいるある生き物にそっくりだったのです。


わかりますか?

ダンゴムシにそっくりです。

捕まえてみるときちんと丸まります。

海にはハマダンゴムシが生息していますが、それは海岸のはずです。

きちんと撮影して写真を送付し、専門家の先生に教えていただきました。


この生き物はコツブムシという生き物です。

私も初めて存在に気付いた生き物でした、そして見てみたかったコツブムシを見れて幸せでした。

  


Posted by 川平湾探検隊 at 14:57Comments(2)潮間帯の生物

2010年06月15日

海神祭。


先週末は愛知県から家族が来島していました。

この前産まれた末娘を見に来たんですが、長女長男の面倒を見て帰っていった感じがします。

さて、今日は沖縄各地で海神祭がひらかれています。

ハーリーという名前の方が有名かもしれませんね。

ハーリーが終われば梅雨明け間近です。

内地はいよいよ梅雨入りですが、こちらは待ちに待った梅雨明けそして夏本番がやってきます。

あぁ、クマゼミの鳴き声が聞こえる…。  


Posted by 川平湾探検隊 at 13:42Comments(2)行事