2008年10月04日
絞め殺しの最初。



ご安心を…。
絞め殺し植物と呼ばれる植物があります。
一種の別名ではなく、何種類かの植物をそう呼ぶんです。
そう呼ばれる植物は、主にクワ科。
有名なのは、ガジュマルですかね?
他にもアコウなどイヌビワの仲間がほとんどです。
絞め殺し植物というのは、木のうろなどに鳥のウンチで媒介されます。
そういった場所から根をゆっくりゆっくり地面まで伸ばしていきます。
地面に根がつくと、地面から養分や水を吸い上げ成長枝をひろげ更に根を増やしていきます。
この根は絞め殺し植物がついている木をぐるぐるとまいているように見えます。
しかし、間違えていけないのは絞め殺し植物に根を絞める能力はないということです。
絞め殺し植物が根を増やし更に大きくなると根も太くなります。
もちろん巻き付かれている植物も大きくなります。
すると、巻き付かれている植物は絞め殺し植物の根にどんどん絞められる結果になって枯れてしまうのです。
養分を吸ったりなんてことは決してしません。
絞め殺すまでの時間は何十年もかかります。
人間が想像する絞め殺しとは程遠いですね。
Posted by 川平湾探検隊 at 15:39│Comments(0)
│植物