2009年06月22日
嫌われ者。
今日紹介する生き物は、はっきり言って嫌いな方が多い生き物です。
さてさて、あなたは好き?嫌い?
この昆虫。

そうゴキブリです。
やはりゴキブリに嫌悪感を持つ人が多いのは、沖縄ならばワモンゴキブリの影響が大きいでしょう。
なんとも不衛生な姿、アブラギッシュなテカリ具合、飛ぶ、等々。
嫌いな理由は数あれど、なぜかワモンが嫌いじゃなくてゴキブリが嫌いになってしまっている。
カミングアウトすると、私はゴキブリ愛好家です。
何種類ものゴキブリを飼育しています。
八重山自生のものから外国のものまで、なかなか奥が深い生き物です。
あ、話がそれましたね。
上の写真のゴキブリは、オガサワラゴキブリというゴキブリです。

彼らはこういった落ち葉溜りなどに棲み、落ち葉などを食べる優秀な分解者です。
その能力の高さから生ゴミ処理などに利用している方もいるくらいです。
♂。

♀。

幼虫。

♂は細身で飛ぶことが可能、♀はお尻が大きくて飛べません。
幼虫はダンゴムシみたい。
オガサワラは昆虫では珍しい卵胎生です。
卵ではなく小さな幼虫を産みます。
ワモンやチャバネから感じるような不衛生さはまったくありませんよ。
ゴキブリとはむしろ清潔な環境を好む種が多いのです。
清流や深い森がなくなると生息できなくなる種もたくさんいるのです。
ゴキブリというだけで嫌がらないで、温かい目で見てやってくださいまし。
最後に我がペット。
マダガスカルゴキブリ。

ほ〜ら、かわいい(笑)。
さてさて、あなたは好き?嫌い?
この昆虫。

そうゴキブリです。
やはりゴキブリに嫌悪感を持つ人が多いのは、沖縄ならばワモンゴキブリの影響が大きいでしょう。
なんとも不衛生な姿、アブラギッシュなテカリ具合、飛ぶ、等々。
嫌いな理由は数あれど、なぜかワモンが嫌いじゃなくてゴキブリが嫌いになってしまっている。
カミングアウトすると、私はゴキブリ愛好家です。
何種類ものゴキブリを飼育しています。
八重山自生のものから外国のものまで、なかなか奥が深い生き物です。
あ、話がそれましたね。
上の写真のゴキブリは、オガサワラゴキブリというゴキブリです。

彼らはこういった落ち葉溜りなどに棲み、落ち葉などを食べる優秀な分解者です。
その能力の高さから生ゴミ処理などに利用している方もいるくらいです。
♂。

♀。

幼虫。

♂は細身で飛ぶことが可能、♀はお尻が大きくて飛べません。
幼虫はダンゴムシみたい。
オガサワラは昆虫では珍しい卵胎生です。
卵ではなく小さな幼虫を産みます。
ワモンやチャバネから感じるような不衛生さはまったくありませんよ。
ゴキブリとはむしろ清潔な環境を好む種が多いのです。
清流や深い森がなくなると生息できなくなる種もたくさんいるのです。
ゴキブリというだけで嫌がらないで、温かい目で見てやってくださいまし。
最後に我がペット。
マダガスカルゴキブリ。

ほ〜ら、かわいい(笑)。
Posted by 川平湾探検隊 at 12:12│Comments(1)
│昆虫
この記事へのコメント
すごい迫力ですね。でもちょっとかわい、マダガスカルゴキちゃん。
普段、薄汚れた環境をイメージしがちな都会暮らしでのゴキちゃんですが、森に住むゴキちゃんは違った観点でみると、ちょっと愛らしいです。私はシンガポールに住む物ですが、こちらのゴキちゃんの動きは日本のと比べておおらかでゆっくりです。オーストラリアのゴキちゃんも動きに関してはほんとに穏やかな印象が。
シンガポールはガーデンステイトを自称するくらい、全てがコントロールされて自然さへもコントロールさせている様な印象なのですが(芝や木々が隅々まで完璧に刈り込まれていますし、70%以上の固有種は絶滅。)やはり東京からの移住者の私には、自然の恵みが至る所に感じられ、街にバス停でフタオチョウの幼虫を発見して小躍りしたり、熱帯固有の植物の名前を覚えたり新しい蝶の幼虫を育ててみたり、と日々忙しいです。今はオオムラサキマダラの幼虫が至る所で見つかって、4匹を育てています。ポンポンツリーという食樹が、以前、シンガポール政府の指導によって街の街路樹に多く植えられたこともあって、街中で良く見かける蝶の一つです。でも、近年になってその実の大きさと数の多さが面倒くさがられる様になって、刈り取ったり数を減らそうとしている様子で、その影響がオオムラサキマダラの数にも近い将来、影響してくるかもしれません。また、シンガポールは地理的な影響なのか、多くの蝶の亜種がインドネシア系ではなくて、マレー系の亜種なので、なかなか興味深いです。現在もBLUE NAWABhttp://butterfly.nss.org.sg/expert/Polyura-schreiber/polyura-schreiber.htmという蝶の幼虫を6匹ほど飼育中なのですが、その成長の遅さに苦笑いしています。石垣島の自然の深さ、美しさをこれからも楽しみにしています。
普段、薄汚れた環境をイメージしがちな都会暮らしでのゴキちゃんですが、森に住むゴキちゃんは違った観点でみると、ちょっと愛らしいです。私はシンガポールに住む物ですが、こちらのゴキちゃんの動きは日本のと比べておおらかでゆっくりです。オーストラリアのゴキちゃんも動きに関してはほんとに穏やかな印象が。
シンガポールはガーデンステイトを自称するくらい、全てがコントロールされて自然さへもコントロールさせている様な印象なのですが(芝や木々が隅々まで完璧に刈り込まれていますし、70%以上の固有種は絶滅。)やはり東京からの移住者の私には、自然の恵みが至る所に感じられ、街にバス停でフタオチョウの幼虫を発見して小躍りしたり、熱帯固有の植物の名前を覚えたり新しい蝶の幼虫を育ててみたり、と日々忙しいです。今はオオムラサキマダラの幼虫が至る所で見つかって、4匹を育てています。ポンポンツリーという食樹が、以前、シンガポール政府の指導によって街の街路樹に多く植えられたこともあって、街中で良く見かける蝶の一つです。でも、近年になってその実の大きさと数の多さが面倒くさがられる様になって、刈り取ったり数を減らそうとしている様子で、その影響がオオムラサキマダラの数にも近い将来、影響してくるかもしれません。また、シンガポールは地理的な影響なのか、多くの蝶の亜種がインドネシア系ではなくて、マレー系の亜種なので、なかなか興味深いです。現在もBLUE NAWABhttp://butterfly.nss.org.sg/expert/Polyura-schreiber/polyura-schreiber.htmという蝶の幼虫を6匹ほど飼育中なのですが、その成長の遅さに苦笑いしています。石垣島の自然の深さ、美しさをこれからも楽しみにしています。
Posted by 谷田 敦 at 2010年12月30日 19:17