2009年11月05日

狩り。

何だか閲覧注意と書かねばいけないような記事ばっかり書いてる私…。

めんどいので書くのやめました(笑)。

今日は狩りのお話、しかも自分よりでっかい相手を捕えてしまう凄いやつ。


大きなマイマイの仲間が転がっています。


オオシママドボタルの幼虫です。

自分よりもかなり大きなマイマイの仲間に襲い掛かっています。

内地のゲンジやヘイケというホタルの幼虫は美しい清流に棲みカワニナなどを餌に育ちます。

陸棲のホタルであるオオシママドボタルの餌はマイマイが多いみたいです。

私は一度アシヒダナメクジに噛み付いた幼虫を見た事があります。


幼虫がかぶりついている現場のすぐそばには、マイマイが出したと思われる粘液がテカテカしていました。
ここで激戦が行われたのでしょう。


私の指との比較画像。

オオシママドボタルも終齢近い大きな幼虫だが、マイマイもかなり立派な個体。

その後二日間に渡り食べ続け、三日後にやっと完食した。

狩り。

コロリと残されたマイマイの殻。

食べ残しはアリやハエが片付けてくれる。

殻はオカヤドカリあたりが使うかもしれない。

自然界には無駄がない。


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Posted by 川平湾探検隊 at 13:34│Comments(4)昆虫
この記事へのコメント
と、鳥肌が立ちました!!!
蛍ってそんなもん喰ってるんですね。。
Posted by ramon ortegaramon ortega at 2009年11月05日 14:04
ramon ortegaさん。

そうですね〜、種類によってはミミズを襲う幼虫とかもいますよ。

美しいホタルのイメージとはちょっと違う、完全な肉食ですね。

でも、人間がサザエ食べる事と大差ないですよ(笑)。
Posted by ブリッキーヌ at 2009年11月05日 15:44
 蛍の仲間は肉食ですよね。トンボにしたって肉食…タガメやゲンゴロウもそう!

 そうやって食物連鎖がつながっているわけだから、そのどこかでも断ち切ってしまったら、自然界のバランスが崩れてしまいます。
 漂着したゴミなんかもそんな悪影響を与えるような要素でしょう…人間ってホントにアホだと思います。

 この写真、ひと目見た時マイマイカブリかと思いました。マイマイカブリ…正しくはオサムシって言うんでしょうが、マイマイ(カタツムリ)にかぶりつくからマイマイカブリ…和名ってうまく考えますねぇ!
Posted by パピヨン at 2009年11月09日 18:49
パピヨンさん。

人間はアホですね、それは人間以外の生き物から見れば当然でしょうね。

生き物にとって最も守りたいのは自分の周りの環境なのですからね。

平気な顔でゴミ捨てたり干潟埋めたりしちゃう。

しかし、私もそんな人間なんですよね。

必ず環境破壊に加担してる。

悲しいですが、人間ならばしょうがない事実なのでしょう。

マイマイカブリはひさしぶりに聞いた名前ですね。

子供の時にとても見たかった昆虫でした。

どこかにキャンプへ行ってみた思い出があります。

マイマイカブリもですが、タガメやコオイムシなど名前がまんまの昆虫は結構いますよね。
Posted by ブリッキーヌ at 2009年11月10日 14:05
 
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