雨の恵みか被害か。

川平湾探検隊

2009年06月15日 11:58

梅雨だというのにほとんど雨が降らなかった石垣島にも、土曜日の夜に雷をともなった凄い雨が降りました。



落雷の被害もあったみたいです。

いつも聞いてるラジオ沖縄がかからないのは、何か関係あるんだろうか?

ラジオがないと静かすぎるな。

あの晩は名蔵でも停電して、ボケ〜ッと見ていたターミネーター2もストーリーがわからなくなってしまいました。

さて、雨の量も相当ふったらしく赤土の流出もかなりのものです。

道路が畑から流れ出た赤土で埋もれてるなんて風景もみました。



未舗装道路はえぐったように流されてた。

さて現在の石垣島農業にとって雨は味方であり、敵であるように思います。

天水は植物をとても活性化させます。

人間が水をまくなんて比ではない程、生き生きとさせてくれます。

その点では味方。

その反面、表土を流してしまうので大雨は厄介者でしょう。

しかし、本来は大雨って厄介者なんでしょうか?

これはあくまでも私の考えなのですが、大雨なんてものはたまにしか降りませんよね。

地上に降った雨はある程度有機質を運び川に流れ込みます。

普通の雨より凄く多いのが大雨。

雨水によって増水した川は干潟や海に流れ込みます。

たくさんの有機質が流れてきたおかげでカニなどの分解者は活性化します。



赤土さえ含まれていなければ、たまの大雨はむしろ自然界では歓迎すべきものなんではないかと…。

つまりは干潟のご馳走。

そう考えるわけです。

雨で濁った川。

赤土さえ無ければこんな色です。



今日はカニ達が元気です。

あっ、ラジオがついた!


関連記事